変形性膝関節症の痛みの原因

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変形性膝関節症の痛みの原因


変形性膝関節症の痛みは軟骨が擦り減り、骨と骨がぶつかって痛みが出るとテレビなどでは言われております。ですが、違います。

骨の表面には骨膜と言うものがおあり、ここの神経が痛みをより感じます。軟骨が擦り減って、骨と骨がぶつかっているのであれば、骨折したような激しい痛みが歩くたび、膝の曲げ伸ばしの度に起こります。

仮に本当に軟骨が擦り減っていたら、その軟骨は再生しません。ですが、私自身多くの膝の痛みをかかえている患者さんを診てきましたが、膝で手術させた人は1人もいません。膝以外はいます。


レントゲンを撮った時の膝の関節が狭く写っているから、軟骨が擦り減っているというのも、

手書きではありますが、写真のように膝が伸びている時と曲げているときで、レントゲンの写る隙間の幅が変化します。これは、若年者の膝が全く痛くない人で、膝を伸ばした場合と曲げた場合でも異なります。そのため、レントゲンで膝の関節の隙間が狭い=軟骨が擦り減っているにはなりません。


じゃあ何が、原因なんだ

変形性膝関節症と診断された人にも、痛みの場所、痛みの出るタイミングが異なります。

①膝の裏

②膝全体

③膝の上周辺

④内側の関節面

⑤膝よりちょっと下の内側


だいたいこの6パターンが多いです。

①は膝変形性関節症の症状とは少し違うので、別の回に

②は変形性膝関節症の症状でもあります。膝が伸び切らないことで、太ももの筋肉の緊張が強くなります。太ももの前の筋肉が緊張状態にあると、膝のお皿がうまく動きません。それにより膝の前側や上が腫れてきます。これは③も一緒です。なので、太ももの前と後ろを施術すれば良くなるのですが、施術効果が無いと良くなった感も出ません。

過去にいました。別の整骨院に行ってうちに来た方。太ももの前だけ良くなれば症状改善するはずなのに目のところで良くならなかったと。前のところで太ももの前のところ施術してもらわなかったの?と聞くと、してもらっていたと。うちで施術したら2,3分で改善しました。このように治療する場所があっていても、効果が出ない場合もあります。


④は典型的な変形性膝関節症の症状ですね。変形性膝関節症の人は、基本的に膝が完全伸展できません。完全に膝が伸び切らないということです。

膝関節は完全伸展時は関節にロックがかかり関節が安定するのですが、曲げていると関節が緩く安定性に欠けるのでぐらつきます。よくわからなければ、膝伸展時と膝を軽く曲げた時でぐらつかせるとぐらつきの幅が違うのがわかると思います。ぐらつくということは、それだけ安定させるのに筋肉が疲れたり、膝関節へのダメージが強くなるということです。


⑤は変形性膝関節症というよりも、鵞足炎です。変形性膝関節症による鵞足炎もありますが、歩き方が原因のことが多いです。


いろいろなことを言ってきましたが、変形性膝関節症の原因は、

歩き方、膝が伸び切らない、筋肉が硬い

基本的には、この3つです。


歩き方を自分で治すのは難しいので、まずは毎日、ひたすら太ももの後ろと前の筋肉をストレッチしてほぐすことをオススメします。


新潟県長岡市上除町西1-414

0258-77-6451

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